家族信託はどんな人が必要とするのか

ここでは家族信託（民事信託）はどんな人が必要とし活用できるのか、家族信託の検討が必要な方についてご説明をしていきます。

家族信託がどのようなお困りごとに対し有効であるのか下記をご確認ください。

将来、認知症になった場合に備えたい

• 将来、認知症になってしまった時に、所有している自宅不動産や預貯金等の管理等を子供に任せるようにしておきたい。
• 自身の親が認知症になった場合に備えて相続税の対策や賃貸物件の管理を継続できるようにしておきたい。

遺産分割協議が複雑である事が分かっている場合

• 「離婚歴があり前妻や前夫との間に子供がいる」「内縁の妻、行方不明者や意思判断能力のない相続人がいる」など、あらかじめ相続の際の遺産分割協議が複雑になる事がわかっているため備えておきたい
• 「二次相続の際に分割内容について不安がある」「二次相続の際に、相続をさせたくない特定の人物がいる（孫には相続をさせたいが長男の嫁には渡したくない等）」など相続の際の遺産分割について希望がある

障がいを持つ子の「親なきあと問題」に備える

• 障がいなどにより生活支援が必要な子供や孫がいるため、自分の死後の生活保障に備えておきたい

共有名義の財産がある

• 所有している財産の中に、共有名義の不動産や株式があり、遺産分割が複雑になる可能性があるため備えておきたい

事業承継に備えておきたい

• 株式が分散しているため集約させていきたい（議決権集約型）
• 実質、株主が経営者一名である為、経営者が認知症になった場合やもしもの事があった場合に経営がまわらなくなるなどのリスクに備えておきたい

上記のどれか一つでもあてはまる方は、家族信託によってお困りごとの対策をしておくことが可能となる場合があります。

金沢近郊にお住まいで上記のようなお困りごとをお持ちで家族信託に関する相談先をお探しの方は金沢家族信託ヘルプデスクの無料相談会をご利用ください。家族信託の経験豊富な専門家がお客様をご案内いたします。

家族信託（民事信託）の基礎知識　関連項目

家族信託（民事信託）について、こちらもご覧ください

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